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黄茶とは
黄茶は緑茶を作った後に、微生物の働きで軽く発酵させた後発酵茶になります。茶葉やお茶の色が黄色になりますので、黄茶と呼ばれています。このお茶は生産量が非常に少ないため、中国でも希少なお茶と言えるでしょう。
同じ黄茶の中でも黄芽茶、黄小茶、黄大茶の3種類に分類することができます。黄芽茶とはお茶の芽だけで作った茶葉に対して、黄小茶は若葉で作られており、黄大茶は少し成長した大きめの葉を利用して作られています。
黄茶は酸化酵素の働きを抑えて発酵を止めた後に、香りやお茶の出を良くする揉捻(じゅうねん)と呼ばれる作業を行ったうえで、火入れ乾燥をします。そしてその後に悶黄(もんおう)と呼ばれる黄茶独特の工程を入れることによって、その他の中国茶とは違った味わいを出しています。
悶黄とは高温多湿の場所で茶葉をゆっくりと発酵させるという工程になります。この悶黄次第で黄茶の味や香りが大きく変わると言われており、悶黄を数日かけて行うお茶もあるくらいです。
黄茶の歴史は古く、2000年前にも存在していたといわれています。湯の中での茶葉は動きが美しく、皇帝や文化人はガラスの茶器にお茶を入れて、湯の中で動く茶葉を視覚で楽しんでいました。
そのため、黄茶は耐熱ガラスを温めておき、70℃~80℃くらいの温度のお湯で作ると最も良いと言われています。お湯を注いだら茶葉が浮き沈みしますので、それが落ち着いたら飲みごろになります。緑茶の中で必要な成分を全て残した、まろやかで美味しいお茶が黄茶になります。